当科の西村拓哉先生の論文がJournal of the Neurological Sciences
誌に掲載されました。
西村先生、おめでとうございます！

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40300361/

●研究の内容
心原性脳塞栓症で入院した患者で、左心耳に血栓が残存していたとき、通常のDOAC治療で血栓は溶けるのか？多施設後ろ向きで検証しました。
→初回から約10日後のフォローの経食道心エコーで、DOAC群の方がワルファリン群より血栓消失率は有意差をもって高かったです！脳梗塞再発率も変わりませんでした。

●西村先生より一言
私は元々国立循環器病研究センターのレジデントで国循のデータは自分で入力したのですが、仕事の合間を縫って大阪に毎月出張してデータ入力するのが、本当に大変でした。
ただ、私に論文の指導をすることになった坂本先生、青木先生の方が苦労されたのでは…と推察します(笑)