2026.07.31 Report
社会人大学院生 坂本路果 インタビュー
1.神経内科を目指した理由
家族が脳神経内科医だったため脳神経内科という診療科の存在を知りました。医師になることや脳神経内科を誰かに勧められたことは特にありませんでしたが、幼い頃から身近にあった診療科として、潜在的に意識していた部分はあったのかもしれません。
中高生の頃には「日経サイエンス」を読み、生命科学や神経科学、心理学に興味を持つようになり、将来はそうした分野で研究する科学者になりたいと考えていました。大学生になってからは、先天性遺伝疾患に対する遺伝子治療を研究する海外のラボに留学する機会があり、そこでの経験を通じて、まだ治療が確立していない疾患の患者さんの役にたてるような医師になりたいと思いました。そのため、当時は小児科か脳神経内科を検討していました。最終的には臨床実習や初期研修医の時に、問診や診察で診断に至る過程が面白いと思い脳神経内科に進むことを決めました。
2.10年後の自分像
臨床や研究で患者さんの診療と神経内科の治療の発展に貢献できる医師になりたいです。
3.どうして大学院に入学しようと思ったのですか?
研究テーマの立案から研究手法の習得、論文執筆に至るまで、研究を一通り自分の力で行えるようになりたいと思ったからです。現在は、指導いただいている先生からご提案いただいたテーマで研究を進めており、まだ自分自身でテーマを一から考える段階には至っていません。
大学院入学後は、MRI画像を用いた臨床研究を行いながら、AIデータサイエンスコースでPythonを用いた解析手法を学び、今年からは研究室に配属させてもらい、基礎研究をしています。今のラボではてんかんや精神疾患のモデルマウスの神経回路や髄鞘機能を検討する研究をしています。研究室では生体イメージングや免疫染色といった実験手法も教えていただいています。
こうした学びを通して感じているのは、臨床・基礎いずれの研究も、日々の診療の中で抱く疑問が出発点になっているということです。そして、先行研究や様々な実験手法を学ぶことで、そこからさらに研究テーマの幅が広がっていくのだと実感しています。
最近は新しいことを学ぶ毎日がとても充実しており、大学院で学びを深めながら、将来的には自分自身でテーマを立案し、研究を遂行できる力を身につけたいと考えています。
4.休みの日は何をしていますか?
買い物、作り置き(料理)などをしてます。
